羅小黒戦記 感想
こんにちは。お久しぶりです。
本当は遊就館の刀剣展の感想を途中まで書いてたんだけど、写真がアレっぽくて一旦お蔵入りにさせました。今度行った時に直接確かめてきます。
そして、や〜っと羅小黒戦記みれた!!!
中国での公開前から絶対行く!て目つけてたのにいざ日本公開始まっても卒論があってすぐには行けず、、、TLでシャオヘイのかわいいイラストを見ては涙をのむ日々でした。
では以下ネタバレありの感想いきます。
・シャオヘイかわい〜〜!!!花澤香菜さんは天才。シャオヘイのキュートさのおかげで一切ストレスを感じることなく観られた。とにかくかわいい。ぬいぐるみがほしい。
・最初から最後までオタクの好きなもの詰め合わせ
黒猫←すき
優しいCV櫻井孝宏←すき
超能力バトル←すき
「執行人」←厨二心がうずく
昨日の味方は明日の敵展開←悲しい……けどすき
大破壊←見ててスッキリする
廃墟に木が生い茂る情景←pixivでいっぱい見る
天空の海に浮かぶオリエンタルな建築の「館」←こういうのもpixivで見る
・中国で制作された作品なのに「お金って最高だね」とかシャオヘイに言わせててジワジワきた。いいのか?
追記・yahooでも共産圏であることと表現について書かれている羅小黒戦記の記事があったので共有します。
『羅小黒戦記』の“したたかな表現手法” 中国アニメが大規模公開される日も近い?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
・拾い主が急進派の極左だったシャオヘイ、かわいそう……。現実でもそうだけど子どもは初めて見る人に縋るしかないからな。フーシーにも正義はあるのに、彼らがマイノリティであるってだけでその正当性が失われてしまうのが悲しかった。
・こういう自然と人間を二項対立にして人間の工業化や開発に警鐘を鳴らす的な作品は今までたくさん作られてきてるけど、大体が共存しましょうね〜で終わるのがモヤるんだよな。普通に人間が自粛しろよ。キャラが優勝劣敗思想もってるならまあ分かるんだけど、そうでもなさげやし。なので割と極左のフーシーは好きなのでした。
・ただ、シャオヘイを利用したのは最悪。あんなかわいい生き物を…… 人様のこと騙して自分の主義が叶えられるわけないやろ!身の丈に合った活動をしろ!人間は殺してええけどもシャオヘイに手を出すな。
・ムゲン様、ナンパされてたのウケた。彼は忘れがちだけどあくまで人間だから、執行人メンツの中では割と中立に近い立場なんやろうね。そして彼についていくことを選んだシャオヘイも、妖精としての立場100%ではない曖昧さを選択した。
・まああそこはムゲンとシャオヘイ2人の関係性が見せたかったんだろうね。マクロ視点で立場ごとの関係を描くよりもミクロを描く方が、関係性が個人的な分現実に重ね合わせられる危険がなくてシンプルに感動できる。
・最初にヒールであるフーシーが味方として登場することで観客も彼は味方だろうと錯覚するし、構成と切り取り方がうまいよね。
・てかムゲン(とシャオヘイ)の金属を操る能力自体が人間寄りの能力だよね。人間が加工したものを利用することが前提なわけだから。まさか鉱石ぶつけることもないだろうし。能力が立場と呼応してるのか。
・関係ないけどキャスティング協力にネルケの名前があってびっくりした。逃げられない。
こんなところでしょうか。
とにかくシャオヘイがかわい➰いので、猫好きでまだ観てない方は観ることをオススメします。しみじみとあのキャラデザが天才すぎる。
近いうちに幕末の感想まとめも書きます!では!