壁に向かって話し続ける

オタク女の備忘録

真剣乱舞祭2018感想と刀ミュにおけるメタフィクションについて

 

ついに始まりましたね、冬の祭りが。1年あっという間すぎる……となりながらも行ってきましたよ武道館。去年より暖かくて物販の列とか辛くなかったのでよかった。(そこ?)   

以下ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 

 

目次

  1. 刀ミュとメタフィクションについて
  2. らぶフェス2018  ストーリーとセトリ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 刀ミュとメタフィクションについて

 

真剣乱舞祭という祭の模倣物の中で、刀剣男士たちは東西どちらの祭がより優れているか祭の模倣を行う。模倣とはいっても刀剣男士たちにとってそれは"ハレ"だし、それを観ている我々にとっても真剣乱舞祭は"ハレ"。つまりメタなんですよね。

とうみゅというかネルケは「観劇をすることで普段の生活を頑張ってほしい」みたいな精神でやってるっぽいので、そもそも観劇自体が非日常=ハレって位置付けられてる。「帰るまでが真剣乱舞祭」って去年に引き続き今回も言われたけど、それは非日常から日常へ、ちゃんと"ハレ"から"ケ"へ戻らないとダメだよという優しい導きなんだろうな多分。祭メドレー中にも「ハレ!ハレ!」って歌われてたし意図的だと思う。楽しい善良なメタ。

 

 

 

 

   2.ストーリーとセトリ

 

「たましずめ」の歌を歌いながら舞を舞う巴型から物語は始まる。そこに堀川が来て、「それ……弔いの舞ですか?」との指摘。巴は、弔う術をこのくらいしか知らない、と答える。

そこに陸奥守と和泉守がドタバタと入ってくる。激昂している和泉守いわく、「陸奥守が日本一の祭りは土佐のよさこいと言いやがる」らしい。東日本の祭りと西日本の祭りのどちらが優れているか論争がはじまり、そのまま東に所縁のある刀(新撰組、村正、蜻蛉切、物吉、源氏)と西に所縁のある刀(三条、蜂須賀、青江、陸奥守)に分かれて祭り対決をすることに。行司は巴。

ここで去年の「蒼然百物語」にあたるOP新曲があった。

その後、ステージ後ろにあった山車が動き出し、えっ何!?となっているうちに小狐と三日月がそれに乗って、祇園祭?的な曲がはじまる。 いや推しが山車に乗ったことある?私は初めてです。信仰してしまう。

ここからは怒涛の祭りメドレーで、西東と交互に祭りにちなんだ新曲を披露。東は山車じゃなくてねぶたでした。13公演のためだけに山車とねぶた作るの、""資本""を感じる。

あと祭りパートは全員新衣装になってた!よさこいの服っぽい、たすき掛けしてるやつ。西が白で東が青で、背中に虎が描いてあるのがめちゃくちゃイカしてた。らっせーらー!

東の祭りでよさこいソーランのパートになった時、蜻蛉切があの歌唱力で「ヤーーレンソーーランソーーラン」てソロ歌うとこがあって、もう一周回って笑ってしまった。祭りってそんな歌唱力いらんくない??

 

で、祭り対決がひと段落ついて「どっちが良かった?」ってみんなに圧をかけられてタジタジの巴。「俺は祭りというものを十分に理解できていない……」とシュンとするところに三日月が肩を叩いて一言、「ゆっくりと考えればいい」。

ここで三日月の「真剣乱舞祭2018!共に舞い、歌おうぞ!」

 

M1 Lost The Memory

もうイントロでブチ上がってしまう。ラヴ。小狐はいなくて、源氏が代打やってた。

「その記憶」で頭に指付けるの好きすぎるな〜!勝手に身体が動く!

関係ないけど「繰り返す輪廻に似たその」の後の石切丸ってなんて言ってるの?分かる方はご一報ください。

 

M2 In My Light

これだよこれこれ。早く配信してくれ。

あつパリのエントリ刀ミュ 阿津賀志山異聞2018〜巴里〜 感想など - 壁に向かって話し続けるで「振り付けに敬礼があった」って書いてるんだけどありませんでしたね。びゅーてぃふるらいふと混ざってる……笑  

 

三条のMC。いまつるがツイッターで予告してたコーレスしてくれたので、わたしもバビュりました。いまつる・大平御大のMC能力マジでスゲ〜んだよな。

兄者がみんなにふらんす土産をクレクレするも三日月に逃げられ、「僕もふらんすに行ってみたいなあ〜……よし。」とスタコラ〜とはけてしまう。膝丸「よしとはどういう意味だ兄者!?……まさかパリに向かったのではあるまいな!?」  かわいいね〜^^

 

M3  断然、君に恋してる!

これだよこれこれ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!

 

マ〜〜ジで大好き。イントロのデデッ♪デデッ♪デデッデーデデ♪っていうギター聴こえた瞬間に、生きててよかった〜〜〜〜!!!!!!となる。

例のいきなりの投げちゅでみんなめちゃくちゃ沸いてて笑った。俺たちの石切丸はスゲ〜んだよ!!!!    「あいあい愛想笑いでも構わないさ」←若俳おたくとしての僕です。

 

M4  Just Time

で、出〜〜!!!イントロ聴こえた瞬間の会場の沸きっぷりといったら……さすが今をときめく源氏兄弟さまですよ。兄者また歌上手くなってない?末恐ろしい〜。

 

M5  Secret Sign

イントロがね……好きなんすよね……(お前ずっとイントロの話ばっかしてない?)

こりゃ吐息も揺れるわ。という感じのむすはじメンツでした。

 

M6 Heart-To-Heart

いきなりはっちが中央に出てきてあのドヤ顔で "You and I are two of a kind" って言うんだよ!?否応なく上げられるテンション。

一瞬なんの曲か分からなかった(すまん)ような渋い選曲も玄人好みでええのう〜!!となる。

はっち新衣装作ってもらったのよかったね〜^^ めっちゃ似合ってるしかっこよかったよ〜^^  長髪かっこいいキャラに弱いのでうっかり目で追ってしまうなど。うっかりうっかり♪(いまつるすな)

 

むすはじ+蜂須賀のMC。東京公演では、曽祢さんに対する蜂須賀のセリフが「年に一度の祭りですから」だったのに、千葉では「年に一度の祭りだからな」になってて気になった。幕末本公演での最後のシーン(近藤さんの首を落とすことを逡巡する長曽祢に蜂須賀が感情吐露するとこ)でも敬語なのが違和感あったから、ミュ公式の見解を聞きたいよな……

 

M7  漢花、美しき日々

ソイヤ〜〜!!!間奏でグラフィックポイをカンカンするのが好きすぎる。ペンラ芸人になります。これも獣みたいにコーレスしたいよね?!

 

M8  Can you guess what? 

今年もやってくれた〜!ポップアップみほとせ、推せるの極みなんすよね。これも勝手に身体が動いてしまう。擦り切れるほどDVD観てるので……。

 

M9  ゆうやみ 

これが会場替わり曲!?となった。これまた渋い選曲。センステの階段にめいめい腰かけたり脚組んだり、駆け回ってたりするの、平和の象徴かよ。

 

みほとせMC。村正の不穏な(笑)言動に、蜻蛉切と物吉がなんか……故事成語みたいなことを言ったんだけどなんだっけ?寡聞にして聞き覚えがなくて忘れてしまった。分かる方はご一報ください。

そんでサーっと逃げてく物吉くんを追っかけて「待ちなさい!私たちは離れられないのですよ! 3  月  ま  で  は!」って言う村正、沸く会場。いや〜村正イキイキしすぎやろ。好きだよ。

 

M10  誰のモノでもない人生

ライブ版音源〜〜!!!最初のカツ……カツ……(足音)と指パチン!て鳴らす音、絶対あった方がいいよな。  あとこれサビ以外は裏拍でペンラ振りたくない?ジャズやん?    間奏のベースラインが好きです。

 

M11  Timeline

オワ〜〜〜〜!!!!!!!!!!待ってました!!!!!!!!!!!

 

いやなんで小狐と三日月はそんなに冷静に歌えんの????こっちは完全に正気を失ってるんだが。

ステージでこの2人がこの曲を歌ってるのを観ることを、本当に待ち望んでたんですよ……。阿津賀志初演ではペア曲がなかったのに、北園さんの大幅な成長によって叶えられたデュエット……有意義……。

マジで生きてるうちに見られてよかった……大袈裟に聞こえるかもだけどこちらとしては全く大袈裟ではない。大袈裟〜だって〜君は笑うけど〜♪(おちつけ)

あの切ない歌詞を、落ち着いた、悟りきったような表情で堂々と歌いあげる2人、本当に…… なんというか、人間を超越していた。   

まりおくん観るたびに歌上手くなるのほんとすごい。あなたどれだけ伸びるの……。「当てもなく探してる」の抜き方が好き。

 

M12  Don't worry,don't worry

石切丸・物吉だけでなく、陸奥、安定、蜂須賀もいっしょ!このダンス見てて安心する。実家のような安心感。どんうぉりセラピー。

キミの全てで輝き放て〜〜!!!

 

M13  Gateway

アノ……アノ……えっ!?

 

とうみゅ公式、もしかして弊ツイッター見てる?私信?(コラ)  

なんか動揺しちゃって(?)ちゃんと聴けなかった。次は腰を据えて聴きますので。

 

M14  Mistake

そうか……ついにこの曲を全員で歌う日が来たのか……(ナニモン)

「君となら犯したい mistake」を膝丸に歌わせるの、茅野さんの"""絶対全員殺す"""という圧を感じる。こんなに大きいコンテンツになったのにも関わらず、会場を沸かせるためなら何でもする、貪欲なとうみゅが好きです。

 

M15  解けない魔法

エッ新曲!?となった。なにあれ……アコースティックアレンジというか ジャズアレンジというか……。青江と村正というアダルト組、オトナの解けない魔法でした。加州に単騎でJackalを歌われたみほとせ組の意趣返しですかね、ニヤニヤしちゃったな……。

 

MC。不敵に笑う村正、不敵に笑う青江。青江の笑い方がだんだんヤバくなってきてキョドりはじめる村正。「気まずいですね〜にっかりさん気まずいですね〜」逃げる村正。おもしろかわいい。かわいい動物映像を見てる感。

 

2人がはけたと思ったら小狐が奥のステージの一番上に登場。

ぬしさま、ご心配をおかけしました。おかげさまで、より大きくなって帰ってまいりました。」って…………;;;;  おたく、死す。 会場に響き渡る審神者の「お帰り〜〜!」……

からの!!!

 

全て自分次第さ〜〜〜〜!!!!!!!

 

M16  Versus

完璧な流れ。あの件について触れないのも変だし、触れすぎるのもおかしいし。すごくちょうど良かったです。

黄色に染まる武道館、めちゃくちゃ美しかった。こんな大舞台でいつも通りに歌いきるの本当に……本当に…… まるまる一曲ソロなんだよ?いや〜〜……(言葉を失うオタク)

今やとうみゅの覇者となった源氏兄弟をもバックダンサーに従え、センステで堂々と歌う姿が目に焼き付いています。非常にいい経験をさせてもらいました。サンクスフォーギビング。

 

M17  新曲

奥のステージから出てきた堀川のソロから始まる、全員のホワイトクリスマス的な曲。ペンラの謎フォルムはまさかのハンドベルだったという。予想外すぎるんだよな……とうみゅのトリッキー(意味不明ともいう)なところが嫌いになれない。

 

MC    

巴だけ残ってまた鎮魂の舞を舞っているところに人間キャストが順に出てくる。「祭りとは、彼岸と此岸の間がなくなることか……!」と気づきを得る巴ちゃん。そのままはけて、人間キャストだけが残る。

もはや顔見知りとなっている(笑)義経公たちと新撰組メンツが挨拶を交わし、泰衡殿と兄上も合流してわちゃわちゃしてるところに、ポップアップでド派手に登場する釜次郎。推せる。歓声がすごくて(刀剣男士たちに対するものよりヤバかった……)、同担多すぎかよ!となった。 #釜次郎推しさんと繋がりたい のハッシュタグができるのも時間の問題と思われる。

釜次郎が出てきたということは……!?

 

M18  To the North

沸く会場。これはカタルシス感じちゃうよな〜〜……無理やり歌唱力パワーによって浄化される我々。会場に正気の人間はもはやいない。合法ドラッグ・とうみゅの本領発揮である。

J'adore le Kamajiro!!!!!!! エキサイト翻訳なので間違ってたらごめん

 

M19 だいすき

イヤ〜〜〜〜!!!!!本当に好き!!!!!この曲、とうみゅのいいところがギュッと詰まってて大好き!!!!私が死んだら葬式で流してほしいもんな(オタクあるある・葬式ソング決めがち)。

この曲でコーレスするの発案した人に5億円あげたい。天才でしょ。大好きな人たちに大好きって合法的に伝えられるのあまりにありがたい。大好きだよ!!!

ちなみに回替わりらしいコール担当は兄者と蜂須賀。兄者の「大好きだよ❤️」で死屍累々の会場。そして「だいすき〜だ だいすき〜だ 蜂須賀虎徹だ!」笑ってしまうからやめてくれ……はっち、あんな美麗なお顔なのに、ネタキャラっぽくなっていてめちゃくちゃオモロい。

 

M20  Million Merodies

この曲もエモくて大好きなんだよな。もう客降りしなくていいよ、じっくり腰を据えて聴きてえよ。今回2階席にも全員回ってくる仕様だったの優しすぎてとうみゅに惚れ直してしまった。

 

M21  新曲

今年も兼さんが「主たち!手ぬぐいを持つんだ!!」って!手ぬぐい客降り枠が新曲だとは思ってなかった。トリッキー。

「いーじゃんいーじゃん!あ!げ!て!け〜!」みたいな曲だった。ええじゃないかモチーフなのかな?wikipedia:ええじゃないか

狂乱の宴といった趣で良かったです。

 

人間キャストの太鼓パフォーマンスがあり、

 

M22  白刃の月

来ました〜〜!!!この曲かなりかっこよくない??イントロのギターがB'zなんすよね。「放つ一太刀稲光よりも速く」かまじろラップが好き。

 

M23  獣

今年は全員じゃなかったね!センターは兼さん、財木さんの大倶利伽羅じゃないのが素直に悲しい(らぶフェス2017の亡霊)。堀川と兄者のデュエットソロがあって周りが沸いてた……気が……。

間奏ではみんなが一列に並んで、グラフィックポイで1文字ずつ  

真  剣  乱  舞  祭  2  0  1  8

って出てからの桜のグラフィックでした。

 

みんな出てきて、巴に勝敗は出たかと問いかける。石切丸さんがなんか口説いててウケた。

 

M24  巴の魂鎮(たましず)めの曲

 

M25  新曲

全員で歌うバラードっぽい曲。「私と  僕と  俺と   きみと  お前と……」みたいな、それぞれの一人称と二人称で呼びかけるところがあって最高かよ〜!!!となった(人称フェチのおたく)。

 

M26  刀剣乱舞

間奏は、センブロに2人ずつ出てきてはポーズ決めてはけ……という感じでした。

 

みんながはけてから、巴が「これだけは約束できる。またここで会おう!」って言っててすごく嬉しくなった……来年も武道館に来るの楽しみにしてるよ!

 

カテコ

巴→陸→膝→髭→長→蜂→堀→安→兼→今→岩→石→狐→三日月、であってるかな?下手、上手、下手って端から交互に言っていくやつです。

 

印象に残ってるやつ

・「えーと、なんだったっけ、あれ……そうだ!だいすき〜だよ❤️」って夢女を殺しにかかる兄者。去年も夢女殺してたよね?三浦さんこえ〜〜…………

・「俺はこてすではない!長曽祢虎徹だ!」ってブロマイドの誤印刷を逆手に取り笑いを起こす曽祢さん。「今なら膝丸の気持ちがわかる、、、」って隣の膝丸にヨチヨチされてた。

・はっち「大和守に教えてもらったことがある。……蜂須賀デンジャラス!」隣の安定がずっこけてた。ちなみに安定は自分の番で「安定〜ウルトラ〜デンジャラス!」ってY字バランスやってました。蜂須賀、これも真似できるか!頑張れ!

・いまつる「いつも頑張っているあるじさまに、ぼくからお手入れポンポン!(袖のポンポンでやってくれる) 誉ポン!」    ハ〜〜大好き。一生大平さんに足向けて寝れねえもんな。

・石切丸「加持祈祷をしておこうか……いや、長くなるからやめておこうか。」

会場「エ〜〜〜〜!!!」

石切丸「小一時間かかるけど大丈夫かい?」

会場「いいよ〜〜〜〜!!!」

石切丸「いや、まだ挨拶が残っているからやめておくよ……(苦笑)」

コラ!石切丸さんのこと困らせんなよ!!笑  となった。石切丸さんの舎弟なので(?)

・小狐に「ぬしさまたちの素敵な相槌を得て、」って言われて  相槌を打っていたのは我々自身だった……!?となった。コペルニクス的転回。現実がストーリーの中に引きずり込まれる感じ、これが好きなんすよね〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっとこんなかんじです。が、いかんせんまだ一回しか観ていないので、記憶違いが大いにあると思われます。鵜呑みにしないでね!

今回私生活の方が忙しすぎて次に観れるのが幕張になっちゃうのめちゃくちゃ鬱です。宮城大阪に行かれる方は私の分まで楽しんできてください……ウッウッ……逃げ場所のない Life is so hard...

 

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では。