壁に向かって話し続ける

オタク女の備忘録

活撃刀剣乱舞9話 感想

 

久々の更新。忙しくて一時は無理かと思われた籠手切郷はなんとか間に合いました。最近は専ら、極めた青江に「かっこいい……まじでかっこいい……」と言うだけの審神者業をしてます(うそです)。演練で青江極が隊長の部隊に遭遇したら弊本丸かも。お手柔らかに。

 

本題、活撃刀剣乱舞9話の感想など。

なんかここんところ何とも言えない展開が続いてた活撃だけど、9話の脚本は分かりやすい&胸熱展開でよかった。

まず陸奥が正史でどうだったかを説明、時間遡行軍により正史と違う展開になった時にどこが違うのか分かりやすくしておいて、元の主とのアツい展開に持っていくっていういい構成。信頼のアクションも多々入り(薬研さんが刀身滑らせて間合い詰めるの本当にかっこよくて大好き)、半月の描写からの龍馬による「陸奥守吉行はこの身体の半分のようなもの」発言みたいなメタファもあり、、、

陸奥がまだ口をきかない時に、龍馬が自分から陸奥守吉行が大切なものだと語るのすごくよかった……後に陸奥がその言葉を借りて自分の本体を誇り、龍馬を守るっていう展開も……「今晩の龍馬の守り刀はこのワシじゃ」ってセリフかなりジーンときた。龍馬の”守り刀”の座は拳銃に取られてた陸奥が、それでも龍馬を守りたいという気持ち、尊い。時間遡行軍に陸奥の拳銃が弾かれたのもよかった。あの夜、確かに武器は刀だけで、拳銃に邪魔されず彼らは戦えたんだ……

あと言動の端々から見える陸奥の、歴史を守る刀剣男士としてのプロ意識。龍馬が捕方たちに殺されそうになるって時に仕方なく彼の前に現れ捕方たちは殺さず倒すのみ、龍馬に口をきいたのも事故というか不可抗力って感じだし……

「おまんの生き様が好きやき」って元のあるじだから(身内として)好きってことじゃなくて、客観的に考え方生き方が好きなんだろうな、ととても好感。情に流されない刀剣男士がサイコーに好き。

びっくりしたのが「逃げるか、一緒に どこか遠いところへ」ってセリフ。あのビジネスライクで有名な活撃本丸の陸奥もポエミーな同人誌みたいになるのか……ここ含む、わざとらしいセリフの言い回しがいくつかあったのはちょっと気になった。

気になったことその2。「歴史上、坂本龍馬は材木置き場に〜」ってこんちゃんが言ってるけどそれは史実なの?司馬遼太郎の創作でなく?それとも人口に膾炙した創作が史実となるのか?

気になったことその3。ツイでサーチかけても誰もつぶやいてなかったんだけど、アバンの時間遡行のシーン、卵子(光、時空の切れ目)に向かう精子(抜き身の刀)に見えない?割と明確なメタファだな〜と思ったんだけど……刀剣男士たちが歴史という器で育てられたことを再認識できていい演出だと思った。人間に例えるならDNAが刀自体で、肉体の他の部分は歴史そのものなんだな……と。

 

こんな感じで活撃9話感想でした。以前、刀を観に行ったこともまだ書けてないので、そのうち上げられれば。では。