壁に向かって話し続ける

オタク女の備忘録

活撃刀剣乱舞2話3話感想

3話、人生で初めてアニメのリアタイをしてしまった。録画できてるか確認して寝るつもりだったのに……活撃欲に抗えなかった……

 

2話感想

・冒頭、兼さんが落ちたとこで薬研振り返ってる  チームプレーをする意思はあるんだ
・OP 「刻む秒針〜」のとこ、上から見た刀を持った鶴が時計みたいで工夫されてるね
・土佐弁「嫌な空気やにゃあ」かわいい
・「貴方ならどうします?」部下(?)に考えさせる審神者〜有能臭が隠しきれない
・こんのすけの言葉不穏すぎん?フラグたてんのやめて そして砕けた口調になっても一人称私の審神者 少女にも見える……
・薬研、他の刀相手の発言より独り言の方が多いってなに?時間遡行軍の正体が闇堕ちした自分たちだってことわかってないこれ?
陸奥、殺すことを恐れるように銃でオーバーキルするの、すごく人間臭い
・薬研大将には優しいな  短刀だから守り刀意識が強いのか?
・こんちゃんあるじさま呼びなんだ
陸奥〜〜健康な若い男概念〜〜
陸奥、堀川には別にケンカ腰じゃないのな 深追いしないだけか
・大福を好きだと言うことに葛藤がある蜻蛉切
陸奥、言動の過激さを無邪気さと人懐っこさで相殺してるよね
・銃こちらに向けて構える構図、実質ファンサだよね  バーンして!♡
・薬研は誰のことを信用してないんだ?
・出陣回数から察するに練度50以下だよな?
・堀川と中居さんの体格差〜〜こだわりを感じる〜〜ありがてえ〜〜男の子だ〜〜
・目的意識の強い兼さん良いな〜
・口喧嘩になってどちらも一歩も引かないの、陸奥も兼さんもド攻めすぎて無理です 刀剣男士サイコー!!!
陸奥、蒸気機関の仕組みをちゃんと理解してるのすごくない?一方蜻蛉切 鯨の化け物
・このむっちゃん、現パロで起業するタイプの子でしょ
・やっぱり自分が活躍していた時代に愛着があるよね  戦ってナンボだから
陸奥、龍馬を戦友だと思ってるよね……
・結局これ長崎なの?
・兼さんA型っぽくない?短気で繊細  良い……

 

3話感想

・刀剣男士の血は赤いんだ(しみじみ)
・人間を守りたい陸奥  タイムパトロール向いてないよ……かなしい
・顔色ひとつ変えない薬研  百戦錬磨感
・ほ、縫合!?!?
・浸水した船の中の陸奥つらすぎやない?絵が そして刀なのに躊躇いなく水に浸かるのね 
・か、髪〜〜!!!!陸奥、髪!!!!
・夕暮れ、傾いた船、海を見る陸奥
・「13人助かった」死んだ人数を聞かれて助かった人数を答える兼さんの優しさ  しかし13て……
・情が強すぎるぞ陸奥 やばい匂い
・八つ当たりか? 新撰組刀の地雷踏んだ
・堀川の理性に乾杯!!!!
・えらいよ兼さん!
・土方組、””善””のバディだ、、、、
・おっミュと同じパターン  遡行軍が人間を唆すかんじの
・兼さんデキる隊長やん〜〜好き〜〜
・さすが脇差
・しかし説明パートに時間とるな
・髪型直ってる、、、セットしてるわけでなくくせ毛?
・刀の作画細かい〜〜ニコニコ
・むつほり?(?)
・長崎での攘夷運動を調べたほうがいい?
・むつかわ ほり有能
・「ね♡」
・こんちゃん獣だなあ かわいい
・月光を背に戦に出る3振り、絵画的すぎるやん、、、かっこよい、、、
・刀であった彼らが人間に刀をどう思ってるか尋ねる  パラレル〜〜う〜〜ん好き
・丁寧な心情描写〜〜好き
陸奥〜〜どこまでも理性的で優しすぎる故に、、、二律背反を背負い込んで、、、
・これ見て陸奥を好きにならない人いるの?
・頭脳戦だな?活撃、まさかのミステリか?
・憎悪に燃える陸奥 バクモエ
・こっちまで息切れのアクション
・兼さん   か、か、か、かっこいい
陸奥と兼さん、感情が濃すぎる
陸奥このままだと絶対悪いことになるよ
・隊長認めるのか早いな?
・蜻蛉さんの冗談、、、好き、、、
・映画だ、、、敵になりたい 斬られたい
・薬研蜻蛉の包容力よ
・刀使い荒くてごめん  がんばれ
・こんちゃんかわいい!!!
・この子たちのやりたいことを全部させてあげたい 慈しみの感情
・風呂入ったことないってほんとに顕現したばっか?でも50何戦だったよな?本丸では人間の身体にならないのか
・主人公堀川を振り返って手を差し伸べる仲間たち  ラノベ構図やんけ〜
・よかった 誰も折れなかった  ひと段落ついた
・全体的に月光が似合いすぎるだろ刀剣男士
・この兼さん現パロでピアノ弾いてそう サティとか
・次は審神者出るかな?
・よ、よ、予告 ふざけないで  

エンドカード永遠に眺めてたい

 

 

これまでの舞台は長崎でほぼ確定だろう。現在の長崎は七つの藩に分かれて治められていたが改易になった家あるのかな〜と調べたところ、1638年に島原藩松倉家が島原の乱を発生させたことで改易になった以来ないようだった。さすがに1638年に発生した浪人たちが攘夷運動してるわけじゃなさそうなので、他の藩から来た浪人たちだろうね。

 

それと文久三年に長崎で起こった攘夷運動を調べた。それらしいものは見つからなかったが、1度目の下関戦争がちょうどこの年だった。外国人を大量に殺すことで本国と日本との戦争を起こすこと、マジで可能だな……としみじみ。私たちが知ってるこの「歴史」では下関戦争があったことになってるけど、なかった可能性もあるんだよな……と考えると歴史の分岐の可能性ってすごいよな。

 

次からはまた違う話に入るのか〜他本丸の審神者は折れないことだけを祈ってるよ……

 

【追記】

百火撩乱の歌詞載せるの忘れてた  例のごとく耳コピですが載せます

 

百火撩乱
夢を見て僕らは泣いた
涙を持たぬはずの鋼の心で
定めを思った
違う夜明けの色を祈り
何を守るためにまた (今も)
消えた時を彷徨って (ている)
滅びへと駆け抜ける光放つ刃
あの時消えていった赤い虹の彼方には(ずっと)
君が見た世界がまだ目覚めを知らず天にあって

鳴狐を観てきた話

月に一度(くらい)の刀鑑賞シリーズ!今回は鳴狐!鳴狐はうち本丸で3振り目に来た打刀で、名誉一軍として活躍してもらっていたので結構愛着がある。で、トーハク行く前に下調べしてたんだけど、鳴狐と大包平って接点あったんだね……少なくとも二代分は元の主どうしが主従関係にあるのか。知らんかった。刀たち、結構知り合いどうしが多いので、一見共通点なさそうな子たちが仲良かったり悪かったりするの良さがある(関係性萌えのオタク)。

 

閑話休題、観た刀について。

・鳴狐  板目、重ね厚く樋が通り、鋒がない 帽子は小丸    まんま短刀の形で(やや反りはあるけど)そのまま大きくした感じ。初めて観たタイプ。
・古青江正恒  板目 やや鋒小さめ?均整がとれていて美しい  青江派好き
・井上真改  打刀にしては大振りな気がしたけどそうでもないのかな  掃掛け帽子(実物観たの初めてかも)、板目
・大慶直胤 はっきりした砂流し 板目
・相州綱広 かなり派手な乱れ刃  帽子返り深く板目  重ねやや厚い
・長船盛光 派手!丁子とのたれ 板目  相州綱広と隣同士で派手
越中則重 地鉄めっちゃはっきり板目 本阿弥宗家12代が極めており茎に花押が 目釘穴二つ埋められている
・長船長光 小太刀初めて観た〜!めっちゃ豪華な丁子刃 帽子焼き詰め
・福岡一文字吉房 号岡田切 国宝にふさわしい綿密な丁子刃 花弁みたいファビュラス  岡田さんを切ったから岡田切ってどうなの?ここも長船長光と隣同士で派手、派手すぎて思わず笑ってしまった
・千手院重行 小鋒大好き〜!!ゆるやかなのたれ 板目
・山城了戒  来国俊の弟子?らしい  直刃匂い口うるむ 白け映りの立った地鉄 柾目っぽいような?
・古備前友成 小板目、沸丁子っぽい小乱れ 凛としたバランス
・国俊(二字国俊)  三鈷剣が豪壮 帽子大丸 中から先にかけて丁子 
・堀川国広  まんばに続きこれも大鋒 はっきりした板目で沸よくつく 堂々たる打刀といった趣

二階にも少し刀剣や拵えの展示があった。

・福岡一文字 号北条太刀 茎雉子股形 びっしり丁子刃だけど派手すぎる印象はない かます鋒(調べたら獅子王もこれらしい) 太い樋が通る

薙刀 長船勝光   今流行りの巴形薙刀。はっきりしたのたれが美しい

 

鳴狐の展示は7/17までなので行かれる方はお早めに!7/19からは三日月宗近が展示されるぞ〜楽しみ!

活撃刀剣乱舞1話感想

 

活撃がついに始まってしまった。みんなどうだった?わたしは死んだ。25分間トリハダ止まんないし気づいたら息止めてるし体調が悪くなった。本当にありがとうスタッフとキャストの皆さん……毎週我々を殺してほしい……

 

で、気になったところ。歴史検証がしっかりしてるらしいので我々も考えて観るべきかなと思ったんだけど、あいにくわたしは幕末について全然知識がない。調べてみたけどよく分からんので分からんなりにまとめる。

 

最初の場面、兼さんと堀川が遠征してるところ。どうやら徳川埋蔵金を見つけようとする遡行軍を阻止する任務らしい。

徳川埋蔵金 - Wikipedia

wikiのリンクを貼るけど、徳川埋蔵金伝説の発端は1868年の江戸無血開城の時に城の金蔵が空で、幕府の隠匿を政府が疑ったことだそうで。この任務が無事終わり、審神者から2度目の任務を与えられる。これは文久三年、1863年なのでまた少し遡ったことになる。

この任務で向かった街は江戸だよね?会津とか言われてるの見たけど、城下町のあんな近くに海があるのは江戸かと思う。そして1863年の3月4日、時の将軍家茂は上洛していて江戸にはいない。

徳川家茂 - Wikipedia

また、この年に江戸城本丸は焼失しており、以降天守は再建されていない。何月だったのかは結局分からず。http://www.tanken.com/tatemono.html  

そして、こんのすけのサーチで重要度Aとなっていた3名。

荒木長兵衛 天保3年〜明治24年
福原栄一 安政5年〜大正13年
小泉武揚 文化12年〜明治44年

3名とも同姓同名の史実での重要人物はいなかったので実名をもじっていると思われる。が、荒木長兵衛は誰のもじりなのかは分からなかった。

福原栄一というのは渋沢栄一かと見当をつけたが、1863年の春には江戸に上京していたそうなので江戸周辺にいたという辻褄は合う。

https://www.shibusawa.or.jp/SH/kobunchrono/ch1840.html

小泉武揚というのは榎本武揚かと見当をつけたが、こちらは1863年に日本にいなかった。4月18日にオランダ・ロッテルダムに到着したそうである。

https://www.shibusawa.or.jp/SH/kobunchrono/ch1840.html

その前のシーンでオランダの交易船、トレックゴーグロース号というのが出てきてたけど、これはサーチに引っかからないので実在しないっぽい。このリンクは伏線なのか?

実在しないといえば遡行軍が襲来するコクチョウミサキという地名も実在しないみたいだし、どこまで本当の史実を描くのか掴めていない。

とりあえずオタクの大好きな深読みはできるように作られてるみたいなので振り回されて破滅します!

そしてこの2度の遠征、ゲームではどれに相当するのか。脇差と打刀だけで行けて時代は幕末のもので……と絞ると2度目の遠征は2-1、公武合体運動っぽい。この運動が起こっていたのが1850〜1860年頃らしいのでギリギリ合う……かな?

公武合体 - Wikipedia

最初の遠征は1-1鳥羽・伏見の戦いか1-3甲州勝沼の戦いだと思われるけどどっちなんだろう……終盤だったから人間たちの戦いに混ざってはいなかったし…… 

 

感想とか銘打っておきつつ感想を全然書いてなかった。書きます。

・兼さん     理想の上司だった。経験の浅い堀川への説明の仕方とか、叱咤激励の仕方とか、「仕事」に対する責任感とか。「審神者」と「主」の使い分けとかもビジネスライクだなと思ってたけど一方で普段より調子が良い審神者にうれしそうにしてたり、歴史が変わってしまったら自分が始末をつけるという覚悟で幼女を助けたり、”理性”も”情”も兼ね備えてて、既に自らの在り方についてはっきり決着つけた感ある。口の血を拭うシーンときめきました。

・堀川くん 「兼さんの相棒」ってことじゃなくて「歴史を守る刀剣男士」ってことにアイデンティティを感じてるタイプの堀川くん、初めて見た……笑顔もなかったし、ずっと憂いを帯びた表情でとても新鮮だった。ピアスの件、穴は空いた状態で権限したってことなのになんでピアスしてなかったんだろ?2振り目では説あったけど、それだとこの謎が解決しないよな……1振り目だけど記憶喪失してるとかどうですかね?

・こんのすけ  画面投影する鈴の描写に大興奮した。刀剣乱舞のSF要素を掬ってくれてありがとう…………あと遡行軍の現れ方が完全にアポカリプスで、それを告げるこんちゃんの鳴き声、天使のラッパじゃないすか……ってなった。

審神者  わたしには少年に見えた。陸奥と兼さんの小競り合いに我関せずなの、大物臭すごい。

・戦闘シーン  兼さんのストローク大きい動きと天然理心流!堀川の刀滑らせて間合い詰める動きとEDの壁走り!薬研の体当たりするように敵の懐に入ってぶっすりいく戦い方と、EDの空中戦で手脚伸ばして飛ぶように戦うのも最高がすぎる!蜻蛉さんのスピード感と屋根ドン!陸奥の発砲!むっちゃんは銃を使うことにアイデンティティあると思ってるから、バン!見れて胸が熱くなった……

・背景など   水の描写がすごすぎる。顕現時の花びらもCGじゃなくて手描きって頭おかしくない?愛をひしひしと感じる。江戸の街のシーン、蝋燭屋(会津の絵蝋燭かな)と傘屋と仏具屋ってすごく意味深……

・ED映像  美しく不吉な描写がひたすら続くのキツすぎた……シルエットの子は左からまんば、(三日月)、一期、髭切、光世、ばみたそかな?第二部隊か?これが合ってたら光世までいるのに堀川いないのって本当おかしいよね  何かあったに違いない(鬱の匂い)そして彼岸花13本と右端で見切れてる1本って、刀剣男士12振り+審神者とこんのすけかな……意味深……

ついでにヒカリ断つ雨の聴き取り歌詞も載せとく。

ヒカリ断つ雨
誰のせいでもないことなら 誰が負うべきなのだろう
抗い続ける先には どれだけの現実があるか
刻む秒針追いかけるほどに 置き去りにされてゆく
まだ息の絶えない悲しみさえ この雨が消してゆく
止められない時のように 降り続く雨
視界を遮るからもう何も見えない
それでも今進むなら鼓動を止めて
偽善と呼べばいいだろう 雲を断つヒカリ その意味を知ろう

作詞hotaruさんってクレジットで知って信頼できる〜〜!となった。予告の演出もズルかったね……

 

 

というわけで活撃1話感想!放送期間中は絶対に死ねないね!来週また更新するかも!

2.5Dカフェに行った話

全ては5/25のSHOWROOM配信からだった。その日みほとせキャストの生配信が行われるとツイッターで知り、即アプリを入れて配信を観た。興奮しながら拝見していたが、途中でキャストが壁にサインするコーナー(?)がありふと思ったのだ。「あれ?これどこで配信してるんだ?」

 それで2.5Dカフェの存在を知った。名前は聞いたことがあったような気もするが、いかんせん刀剣乱舞はメディアミックスが多いので全てを追いきれない。とにかくこれは行かねばと思った。

 

一週間後、わたしは同行してくれた友人と原宿にいた。カフェは明治神宮前駅のすぐそばなのに人通りが少なく、よくいい場所見つけたな〜と思った。

一階が物販、二階がカフェになっており、そのどちらも店外まで行列になっていた。早めに行ったのでまず物販に並んだが、一番ほしかった加州の舞台写真が売り切れ。友人も加州推しだったので2人で「推しが愛されててうれしい!!」と早くも優しいオタクぶりを発揮。しかもショッパーも切らしていたらしく普通の透けるビニール袋に買ったものを入れられ、「羞恥プレイかよ……」と言いつつカフェ待機列に並ぶ。

靴を脱ぎ階段を上ると、卓があるところは畳敷きで、奥の壁は一面ゲーム内の本丸(庭と池)のようになっていた。チケで付いてくるワンドリンクはわたしは青江、友人は加州をオーダー。コーラベースとあったので炭酸苦手マンとしては心配だったが、そんなに炭酸は感じず、シロップでいい感じに甘くて美味しかった。コースターはステ三日月でした。2人とも幕の内弁当を選んだがこれも美味かったよ……いなり寿司鳴狐にも食べさせてやりてえ………(関係ないけど阿津賀志の小狐がスゲ〜かっこよくて、まだ観てないのにブロマイド買いそうになってしまった  目つきが好き)

2杯目、わたしは蜂須賀を、友人は物吉くんをオーダー。相席のお姉さんたちも蜂須賀を頼んでいたので卓の上が真っ白になって風流だった(?) 蜂須賀のお味はかなり甘め。コースターは村正。

3杯目、わたしは村正を、友人は石切丸をオーダー。相席お姉さんの1人も石切丸を頼んでいて店員さんが両手に石切丸で運んでくれたんだけど、私らが「来た〜!」とかってキャッキャしてたら、店員さんいきなり石切丸の構え(人差し指と中指揃えるやつ)して「来るよ!」(腹からの声)ってやってくれてめっちゃびっくりした……テーマパークか?同じ時間帯でこういうのやってもらってた卓なかったからレアだったんだろうな……優しい世界…………

優しい世界といえば隣の卓から「兼さんお待たせしました〜」って声が聞こえたし、物吉ドリンク運んでもらった時も「物吉くんです〜」って言ってたな店員さん……非オタであろう人に言われるとくすぐったいね(?)

村正のお味はスッキリ系だった。全然ねっとりしてなかった。蜂須賀の味が濃かったのでちょっと薄く感じた、最初に頼んだ方がよかったかも。コースターは蜻蛉さん。村正派揃った!

友人は1杯目時点で相席お姉さんに加州コースターをいただいてたんだけど、続く2杯目3杯目がどちらも加州だったので一枚わたしにもくれた。その節はありがとうございました。

あと三色団子を食わねば!と言って2人で山分けした。疲労回復……

 

キャスト陣のサインも写真撮れたし(SHOWROOMの聖地巡礼だ……)満足満足!さっ、本丸か〜えろ!!!

 

陸奥守吉行を観てきた話

 

五虎退の時ぶりの江戸博。今回は刀剣乱舞コラボの期間だったのと、午後からゆっくり行ったので吉行を観る列めっちゃ並んでた。

 

陸奥守吉行は龍馬の子孫が北海道に移ってから火災にあっており、それで反りや刃文が失われている。化粧研ぎしてあるので見た目は綺麗だったけど、、昔はどういう姿だったんだろう。

元の刃文は拳形丁子だったそうで、確かに鋒の方に一部残っていた。地鉄もところどころ残っていたけど何の種類かは判別できなかった。また帽子は刃文もなく、茎が生ぶなばっかりにそんなに使われないうちにこうなってしまったのかとちょっと悲しかった……茎尻は卒塔婆かな?(卒塔婆と入山形の違いがよくわからない……)

 

陸奥守吉行の他に刀は4本展示されていた。

銘山城國西陳住埋忠明寿作 打刀  とてもはっきりした板目  茎は入山形?で生ぶ 直刃で帽子は焼詰め   松竹梅の彫り物があり、はっきりした地鉄とシンプルな刃文と相まって”粋”って感じだった

銘国廣 茎尻は刃上り栗  刃文はところどころ湾れ、小丸帽子

銘兼元 刃区から横手筋までずっと続く互の目……!等間隔でとても見事だった。

無銘 これは目釘穴が2つあった。江戸の刀なのに珍しいな?と調べたら、2本目釘にして抜けにくくする「忍穴」なるものがあるらしい。また、拵えを変える時に新しく空けることもあったとのこと。茎尻は切、帽子返り浅くやや先尖る、地鉄は断片的に見えたけど種類は分からなかった。

兼元と無銘は激しい刃こぼれがあり圧倒された。刃こぼれがあるまま現存してる刀ってレアだよね……美術的な価値は低いのかもしれないけど、こういう形で保存され伝えられていくのも、有意義なことだと思った。

次はトーハクで鳴狐かな!そろそろ独学での鑑賞に限界が見えてきたので誰かに教わりたい……

日野に和泉守兼定を観に行った話

 

高幡不動の駅で兼さんが待っててくれた。いや何を言ってるか分からないと思うがわたしもどう説明すればよいのか分からない。

土方歳三資料館の最寄り、万願寺は多摩都市モノレールの駅で、京王線で行こうとすると高幡不動で乗り換えになる。わたしは過去、多摩都市モノレールは一度だけ使ったことがあるのだが、鬱を発症してめちゃくちゃ辛かった時期だったので正直再び使うのが怖かった。

そしたらだ。乗り換えのために改札を出た瞬間ふわっと生温いものに包まれた気がして、「あ〜これ兼さんだわ 迎えに来てくれたんだ」とクソ夢女のわたしは一瞬で理解した(こう書くと夢女というより電波だな……)。

 

兼さんに付き添われ(?)心配してたのとは別の意味で怖かった(ヒント・高所恐怖症)モノレールを降りて無事に土方歳三資料館まで辿り着く。展示室が一室しかない小さな資料館だったが、GWだったこともあり老若男女様々な人が絶え間なく訪れていた。

まず気になったのは土方さんの発句集。

「白牡丹月夜月夜に染てほし」え、結構よくない?思ってたより下手じゃなかった……ごめん土方さん。

そして和泉守兼定。槍はあったけど刀はこれ一振りのみ。

茎はうぶ、入山形、目釘穴一つ。鋩子は返り浅く先尖る。刃文は互の目乱れで、大きさの違う互の目が規則正しく繰り返されていた。資料館前の看板によると地鉄は柾目らしい。全然見えなかった。

刀身の中程、鎬地に小さい疵(恐らく刀疵)あり。沸は見えず。

拵え
目貫は山椒ということだったがどういう図案なのかよく分からず。鞘は会津塗、鳳凰と牡丹が表には二つずつ描かれている。 鐺がハートのようになっていて、兼さんのインナーの隙間(俗に言う兼定の窓)を彷彿とさせる。

鞘先の方に特に刀疵が多く、柄は鮫皮?で白。鍔は七夕図と説明があったがこれもよく分からず。短冊かな?
長さ二尺三寸一分六厘(70.3cm)
表銘 和泉守兼定    裏銘 慶応三年二月日

 

ザ・日本刀って感じのど直球な刀だった。柄巻が擦り切れていて使い込まれていたんだと一目で分かる。明らかに人を斬った刀なのにそんな気配は微塵もなく、むしろ清く感じる。刀はなにも語らないからこちらが能動的に動かないと彼らのこと何も知らないままで終わっちゃうんだな……

 

次の刀剣訪問はむっちゃんになるかな?それでは。

獅子王鑑賞と初めての2.5の話

4/23はミュージカル刀剣乱舞〜三百年の子守唄〜の千秋楽ライブビューイングを鑑賞することになっていた。夜からで時間があるので、突発的に獅子王を観にいくことに。

厚藤四郎を観に来た時ぶりのトーハク。時間が心配だったのでもったいないと思いつつも他の展示物はすっ飛ばし、直に2階の刀剣展示の部屋へ。

太刀 大和物 無銘 号 獅子王 (って並べて書くとやっぱりかっこいいな)……幅の割に長くシュッとしていて、腰反りが目立つ。綺麗な直刃。地鉄は柾目、帽子は焼詰めか。鎬が高く、茎に近い方の鎬地のところが地鉄の模様がよく見えた。

一緒に展示されていた、丁子刃が華やかな太刀山城吉家や、片落ち互の目の刃文に地蔵帽子、厚い重ねの短刀長船兼光も美しかった。今行くと獅子王だけじゃなくて鳴狐も展示されてるらしいよ(〜6/4)。わたしはこれ行ってきてから知ったので、また鳴狐を観に行ってきます!


そして、上野からまっすぐにライビュ会場に向かう。みほとせのストーリーは結構ネタバレを見ていたつもりだったけど、やっぱり実際観ないと分からないもんだね……。箇条書きでいきます。

・石切丸さん
【1部】最初の方は父性ならぬ神性が強く、”神聖にして不可侵”って感じだったのに、だんだん俗っぽくなってくのが申し訳なかった メインテーマの「撃ち込むは怒り祈り本能か 一振りの風」って詞が本当に好きで、、、彼のアイデンティティの根本にある二面性、あまりに魅力的 あとナレーションの朗読がいい声すぎてサンホラみを感じた
【2部】衣装、どこの王子様だ?という感じ エロ丈の手袋、衣装担当の人のフェチズムを感じた あと歌声が甘すぎる……怖い……

・物吉くん
【1部】株が爆上がった。父性がすげえ……パパだ……泣くシーンで物吉くん演じる横田さんがガチ泣きだったのが印象深い わたしも物吉くんに看取られたいよ……
【2部】女にとって一番いい化粧品は笑顔だって言うけど、男にとってもそうだなって物吉くんのこと見てて思った 全世界の人が彼の笑顔を見れば戦争なんてなくなるよ………… 両腕を広げる振りが多くて、包容力……となった
「あるじ〜!!♡」メイド喫茶ならぬ刀剣男士喫茶か?申し訳なさが募る

・大倶利伽羅
【1部】誰かが彼に対して「若いねえ」って言うセリフがあって、解釈違いでびっくりした(刀ミュ脚本は信頼できると専らの評判だったので)けど、そのあとの「だから馴れ合いたくなかったんだ……」ですべてを許したし少しでも疑ったわたくしめを罰してください 殺陣で敵を睨む時の目力……
【2部】顎から滴る汗が超現実だった こわい 倶利伽羅龍を出し惜しみせず見せてくれてありがとう…… 耳飾りにもフェチズムを感じた

・蜻蛉切さん
【1部】村正派だし徳川派閥だし二律背反しょってると思ったらそうでもない?徳川の槍であるということがやっぱ強めなのかな ずっと腹式呼吸でセリフ言っててめっちゃ響いてた あのガラ空きの胸元を汗が伝っていくの、エロすぎて卒倒した
【2部】蜻蛉さんのターンに入った途端いきなりアダルティになるの流石って感じ まずマニキュアしてるのがアダルティだもんな……フェチズムを感じた 村正の腰抱くところヒェッてなった 蜻蛉さんの元カノになりてえ

・村正
【1部】顕現していきなりブリトニースピアーズですか!?ハイトーンのところの掠れ、そして腰遣い、ヒエ……ってなるでしょ 気づくと村正の白い肩口ばかり目で追っていた 描かれ方がファム・ファタールっぽかったもんね かと思うと満面の笑みで倶利伽羅に絡むしさぁ 脚崩して座る村正エロすぎてつらい ”婀娜っぽい”って形容詞が一番合うと思うし、茶目っ気の方向性も女性性を感じたし、なんというか 刀剣男士とは?
村正がわざと露悪的に振舞ってるのつらい 「貴方は幸運だけを運んでいればいいんですよ」どういう気持ちで言ったのかな 彼に寄り添いたいし主はなんのつもりで部隊に入れたんだ?(モンペ)
意味深対決で一枚上手な青江にきょどる村正めちゃかわだったし、信康を殺す日にハッスルしてたのはわざとなの?分かってたのか?
蜻蛉さんのポンポン触ったり顎触ったりするの、上質なBLを感じた(ごめん)
【2部】まさかのヘソ出し……刀剣男士とは?(2度目) 1部でもあったけど村正と男の絡み 演出側がこちらを理解しすぎている わたしも村正の椅子になりたい あからさまなとんむら ありがとう 体格差の計算されっぷり 愚かな我々のことなど演出側はお見通しなのだ 信仰せよ

・青江
【1部】彼の主張しすぎない、相手に添わせる優しさ 3次元として動いてて初めて気付いたんだけど、白装束は刀を隠すんだね、まるで恥じるように 人を殺したくないけど他の人が嫌がる汚れ仕事は引き受ける 本当に優しいんだな……お辞儀も一番深かったの本当に解釈一致すぎて嬉しかった 家庭教師してる青江にニコニコしてしまった あといい声
【2部】禊〜〜!!!俳優のリップ音って初めて聞いた……ちゅって言ったちゅって………………
横向いて顎を上げて流し目するの、MMDで見た構図……となった すごい 髪飾りつけるのを発案した人と固い握手を交わしたい
細い腰、青白い背中、爪先の使い方、ハイトーンボイス、反る白い首と白い喉仏、濡れて張り付くインナー、濡れて張り付く横髪、彼を構成するすべてがあまりに美しかった これは人間に執着されるよ……青江……


以上。短く済ませようとしたら無理だった。
本当に幸せな3時間半だった。「励むんだよ」と言ってくれた石切さんに恥じないように真面目に生きます。DVDまだですか。みほとせロスと言ったら聞こえはいいけど、実際はシャブが切れた患者って感じだからな……助けて!お慈悲を!青江の極はよ!